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シェルビット族

シェルビット族

〜〜🐾〜〜〜〜〜

はるか昔、

シェルティの耳は

今よりもずっと細く長く

立っていたそうです。

※おとぎ話です。

シェエルビット族と呼ばれたその種族は、

夜早くから深い霧に覆われる

北の谷間の小さな村に住んでいました。

シェルビット族には、昔から

ムジーという白い花を

身につける習慣がありました。

この花には

不思議な力が宿っているといわれ、

〜『ムジーの育つ土地は神さまに守られ

   ムジーの白い花は幸運をもたらす』〜

という、古い言い伝えがありました。

シェルビットたちは先祖代々、

この小さな白い花をとても大切にしていました。

❁シェルビット族は好きな相手ができると、必ずムジーの花を贈り想いを伝えていました。いつしかその花は世界中で愛の花と呼ばれるようになり、プロポーズや結婚式に欠かせない花となってゆくのですが.....それはもう少し未来のお話です✧

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